ミャンマー考察ノート

ミャンマーで起業、現状の考察

中国、シンガポールで合計14年過ごした後、現在ミャンマーで起業。
海外と日本をいかにうまく繋げ、相互的に良い効果をもたらせるのか、
語学教育や職業訓練の面などから考察していく

ミャンマー語学校

スカイプレッスンの開始について

約3ヶ月のモニターと電波の調子、トライアルレッスンの資料の準備期間など経て、
スカイプレッスンを開始。

シースクールスカイプレッスン

非常に苦労したが、色々な方々の協力の下、何とかスタートにこぎつける。

現時点でネットで調べる限り、ミャンマー国内で日本向けにミャンマー語のスカイプレッスンを行っている学校はここだけ。
そして、値段も最安値である。

日本と現地の学校を結びつけるため、オンラインレッスンのチケットをヤンゴンの学校でも使えるようにした。

そして、ミャンマーで英語やミャンマー語を学びたい人向けに短期留学者向けレッスンも整えた。

思えば、ここ1年はオリジナルのミャンマー語や英語の教科書を作成することに時間の大部分を使っている。なかなかよいフィードバックも集まってきた。

レッスンの素晴らしさを知ってもらうために、ホームページの「生徒の声」も更新して、コメント機能をつけ、生徒に生の声を投稿してもらえるように変更。ただコメントのデザインが良くないので、まだ大きく公開はしていない。

たまたま良い先生達に巡り合えたという面が大きいが、良い授業が全体的にできていると思う。

ミャンマーのビザが解禁されたことで、たくさんミャンマーに人が興味を持ち、参加してくれることを祈るばかりだ。


ミャンマー語・英語スカイプレッスンの準備

ミャンマー語・英語のスカイプレッスンの準備を始めた。

ミャンマーのネット状況は相変わらず厳しいものになるが、シンガポールの友人から4Gルーターを持ってきてもらい、実験的に日本の本社の方や、お客さんにテスト授業を受けてもらって、良い結果を残すことができた。

多分、ミャンマーで初のオンラインミャンマー語レッスンになる。
オリジナルの教科書もPDFの形にして、レッスンを受けてもらえる形にした。
あとはミャンマー語の魅力を伝えるだけだが、下記を多くの人に知ってもらいたい。

・日本語の文法とほとんど同じ。覚えやすい。
・文字も規則性があり、覚えると読みやすい。
・漢字と同じように、文字一つ一つにも意味があり、分かると面白い。

授業では、これらも踏まえて教えていく。
今後発展していくこの国で、日本人には英語の次に中国語に変わってミャンマー語も視野に入っていくように尽力したいと思う。


ミャンマー語のレッスンがスタート

先週、土曜日ミャンマー語のレッスンがスタートした。
残念ながら、グループレッスンは希望者の方々の時間の都合上、
開くことができなかったが、個人レッスンの形で数名を対象にスタート。

分かりやすいように、楽しく学べるように、またすぐに日常的に使いたくなるように
作った教科書が、ようやく教材としてスタートした。

授業が終わったとき、生徒さんたちが教室から出てくるときの笑顔を確認し、
ひとまず、大丈夫だったことを確認した。

これからも日常的にすぐ使える表現をふんだんに盛り込み、仕事に、生活に
役に立つ教科書を作り上げていく必要があるが、そのための第一歩がようやく終了した。

いずれは、この教科書を原型にして、学びやすい日本語として、ミャンマーが
日本人により身近になる事を目標とし、作り続け、改訂しつづけていこうと思う。

日本人に合ったミャンマー語レッスンを構築する (ちょっとした失敗)

ミャンマー語のレッスン準備も最終段階に入り、教科書も作り上げたが、授業開始予定も1週間前を切り、色々な状況を見て一旦グループレッスンの開講を見送る形に決定した。

1.やはり、日本人のみのグループレッスンは難しい

・週末の朝、一番良い時間に集中して勉強できる。
・レッスン中の色々な会話を通じて、在住者それぞれがミャンマー語で話したいことを勉強、
共有できるというシナジー効果期待できる。

という理由でグループレッスンを企画、広告したのだが、やはりグループという形だと、
人は集まらないことが判明した。
ホームページのアクセスを見てみると、広告を出してから、約2週間現在、ホームページアクセスは50ほどアップしていたが、お問い合わせをしていただいた方も、毎週土曜日に集中して、休まずにできるかどうか心配な方が多かった。

2.立地的な問題

ヤンゴンで一番頭が痛いのは交通事情。渋滞で学校に来るにも時間がかかる場合が多い。
私たちの学校の場合、場所が分かりにくい上に、ダウンタウンからだと、かなり時間がかかってしまう。

上記、2つの問題が改めて浮き彫りになった形。

また、ヤンゴンに住んでいる日本人の数ははっきりとしていないが、ミャンジャポさんの話では9000部が足りなくなっているとの事なので、1万人近くはいるのではないかと思う。
この中で、
・どれだけの人が、ミャンマー語を必要としているのか?
・それは会話なのか?MLTなどの資格なのか?
・どういったシチュエーションで困っているのか?

データは取れてきているが、これをもっと把握しなければいけない。

☆クラスレッスン失敗の救済案として

お申し込みしていただいた生徒には、あまり変わらないレッスン時間とレッスン料を設定して、
個人レッスンを提供することに切り替える。個人レッスンならば、レッスンをもらすことなく、
きちんと教科書の内容を把握した上で進めるので、やはりこれが一番だろう。

そして、これからは個人レッスン、また、お友達と一緒に受ける方は安く提供できるように
セミプライベートレッスンを中心にレッスンを提供できる形に変えていく。
今後ヤンゴンに進出してくる方々の動向もそれに合わせて見守る形にする。

☆今後の方針

モニターレッスンなども通じて、日本人が授業を受けるにあたって、かなり良い質問など
頂いてきているので、まずはもっと日本人が学びやすいものに教科書をアップグレードしていき、
日本文化に精通しているわけではない教師陣にも、レッスンで構築していくレッスンプランや、実際に授業に参加してもらい、良い授業を提供できる形を確立して、急ではなく少しずつ現地に溶け込んだ学校にしていく形に変える。

この学校の大儀として、
「海外に出たい人たちの言葉や文化の壁を低くする。または海外で活躍している人たちをサポートできる場所にする」というものなので、それに沿った形に時間をかけて作り上げていくしかない。


日本人に合ったミャンマー語レッスンを構築する4

☆ミャンマー語検定に対応させる

学校を見学に来てくれた方との話し合いで、ミャンマー語検定の話が出てきた。
こちらの失敗として、ミャンマー語を話すという面だけを考えすぎていて、検定に
対応しているかどうかを確認していなかったところがある。

早速ミャンマー語検定のホームページより、過去問が少々あるので、解いてみる。
http://www.jp.mlt-myanmar.com/

MB(ベーシックレベル)に関しては、20レッスン分の教科書を終わらせれば、
7割ほど問題ないことが判明。ただ、ミャンマー文字の変化をきちんと覚える必要がある。
20レッスンで対応できるように変更を加える必要がある。

M1(ベーシックレベル)に関しては、現在の20レッスンだけでは対応しきれない内容。
次のレベルの教室を開く必要がある。ミャンマー語は日本語と同じように、同じ表現にも
色々な言い回しがあるので、一つの言い回しだけでなく、色々な表現をきちんと学べる環境を
作る必要がある。

調べて分かったことは、あの難解なミャンマー文字と発音を覚えなければベーシックレベルでも
合格するのは難しいということ。

ミャンマー語検定合格も授業の視野に入れると、一気にレベルが高くなった。

続きます。


当社について
ミャンマーで日本語学校を設立し、ミャンマーの若者達のために色々な道を探っています。

将来的には日本の若者とミャンマーの若者たちをつなぎ、
相互的に成長できるよう、ミャンマーで考察しています。

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