新コース準備までしばらく時間がかかりそうなので、最近経験したことを書こうと思う。
背中に5-6センチほどの脂肪腫(アテローム?)ができて、そこが腫れあがり、酷い痛みを伴うようになった。ミャンマー人の話によると、これはミャンマーの多くが子供の時にできるものらしい。
最初はミャンマーの薬局に行き、症状を話して、薬とビタミン剤、塗り薬を貰い、使用していた。
薬が切れるたびに、同じ薬屋で薬を注文するのだが、薬剤師に同じ薬を頼んでも、毎回違う薬が
出てきて、色々な薬がたまってしまった。
薬を飲み始めてから約1週間後、腫れが酷くなり、服が膿と血だらけになる。
さすがに耐えられなくなり、近所の病院を探す。
毎日働いているので、スタッフに夜か朝に行ける病院限定で探してもらい、近所にクリニックを見つけ、予約してもらう。
Su Clinic
こういった症状に対応できる皮膚専門の医者がいて、非常に人気があるローカルクリニックとのこと。
通常1時間待ちらしい。
早朝7時に予約して、クリニックへ。
6:50 にクリニックに着いて、英語で予約したことを伝えたが、通じず。
スタッフに書いてもらった予約の紙を渡して、待合所へ案内される。
すでに患者は30人ほど待っていて、空いている席で40分ほど待ち、名前を呼ばれたので診察室へ。
まず、ベッドに横になり、服をたくし上げ、患部を医者に見せる。
医者は50代くらいの方。もちろんミャンマー人。
医者は「Pain? Pain?」と少しだけ英語が話せたが、その後は全てミャンマー語で色々聞いてくる。
「いつからか?」「 痛いか?」くらいは理解できるが、それ以外は分からない。
それでも容赦なく話してきて、「??しても良いか?」という言葉をかろうじて聞き取り、
「良いですよ」と答えると、看護師3人に一気に足を押さえられ、傷口に「痛み」というより
「衝撃」が走った。
体に衝撃が走り、目の前が真っ白になる。
叫んだかどうかも覚えていない、ただ痛みが全身を貫いた。
それが多分1分ほど(体感時間としては5分ほど)続き、意識が遠のきそうになったときに
医者は「ソーリー、ソーリー」と私に言って、治療は終わったみたいだった。
そして、2日後に病院に来るように言われて、診察室を出た。
受付まで看護師に受付まで案内してもらい、受付で支払いを済ませる。
治療費は11,000チャット(約900円)
受付の横に備え付けてある薬局で薬が6400チャット(約500円)
この後、同じように3回病院へ行き、同じ地獄のような痛さを経験。
2回目の時は、医者と私の足を押さえている看護師達が嬉しそうに「こんなに大きいのが取れた!」
と、患部から出てきた白い、3センチほどの脂肪みたいなものを見せてくれた。
そして3回目のころには腫れが無くなり、痛みも和らいだ。
ただ、患部に大きな穴が開いていた。
3回目に塗り薬を貰う。それを患部に塗れという意味らしい。
4回目に、同じように朝6時50分にクリニックに行く。
どうも医者が来ていないみたいだ。 1時間待ってようやく登場。
寝坊か何かで大幅に遅れたみたいだった。
そこから順番に診察が始まったが、どう考えても、仕事の時間に間に合わなくなる。
しょうがないので、受付の看護師の女性につたないミャンマー語で
「今日は時間が無いので、もう帰ります。」
と伝えたら、素晴らしい笑顔で外まで送ってくれた。
次の問診の約束もない。患部の腫れもひき、状態も良いのでもう行くことは無いと思う。
日本に帰ったときに、もう一回傷口を見てもらうことにする。
☆ミャンマークリニック体験のまとめ
消毒もしっかりしてくれて、腫れもひき、器具もしっかり消毒されていた。
看護師達も、医者もかなり親切で、忙しい中、熱心に治療してくれた。
ただ色々調べてみたが、普通は麻酔をする作業を麻酔なしで、足を押さえられながら
施術されていたみたいだ。
痛みに鈍い自分でも飛び上がるほど痛いので、あまりお勧めできない。
あと、まったくの英語環境ではないため、ミャンマー語が分からない人には何をされるか
分からない恐怖があると思う。
また、薬の知識がある方は、写真から薬局がきちんとした薬を出していたか
お調べになったほうが良いと思う。
※これはヤンゴンにある一つのクリニックでの体験なので全部がこういった経験になるとは限りません。
背中に5-6センチほどの脂肪腫(アテローム?)ができて、そこが腫れあがり、酷い痛みを伴うようになった。ミャンマー人の話によると、これはミャンマーの多くが子供の時にできるものらしい。
最初はミャンマーの薬局に行き、症状を話して、薬とビタミン剤、塗り薬を貰い、使用していた。
薬が切れるたびに、同じ薬屋で薬を注文するのだが、薬剤師に同じ薬を頼んでも、毎回違う薬が
出てきて、色々な薬がたまってしまった。
薬を飲み始めてから約1週間後、腫れが酷くなり、服が膿と血だらけになる。
さすがに耐えられなくなり、近所の病院を探す。
毎日働いているので、スタッフに夜か朝に行ける病院限定で探してもらい、近所にクリニックを見つけ、予約してもらう。
Su Clinic
こういった症状に対応できる皮膚専門の医者がいて、非常に人気があるローカルクリニックとのこと。
通常1時間待ちらしい。
早朝7時に予約して、クリニックへ。
6:50 にクリニックに着いて、英語で予約したことを伝えたが、通じず。
スタッフに書いてもらった予約の紙を渡して、待合所へ案内される。
すでに患者は30人ほど待っていて、空いている席で40分ほど待ち、名前を呼ばれたので診察室へ。
まず、ベッドに横になり、服をたくし上げ、患部を医者に見せる。
医者は50代くらいの方。もちろんミャンマー人。
医者は「Pain? Pain?」と少しだけ英語が話せたが、その後は全てミャンマー語で色々聞いてくる。
「いつからか?」「 痛いか?」くらいは理解できるが、それ以外は分からない。
それでも容赦なく話してきて、「??しても良いか?」という言葉をかろうじて聞き取り、
「良いですよ」と答えると、看護師3人に一気に足を押さえられ、傷口に「痛み」というより
「衝撃」が走った。
体に衝撃が走り、目の前が真っ白になる。
叫んだかどうかも覚えていない、ただ痛みが全身を貫いた。
それが多分1分ほど(体感時間としては5分ほど)続き、意識が遠のきそうになったときに
医者は「ソーリー、ソーリー」と私に言って、治療は終わったみたいだった。
そして、2日後に病院に来るように言われて、診察室を出た。
受付まで看護師に受付まで案内してもらい、受付で支払いを済ませる。
治療費は11,000チャット(約900円)
受付の横に備え付けてある薬局で薬が6400チャット(約500円)
この後、同じように3回病院へ行き、同じ地獄のような痛さを経験。
2回目の時は、医者と私の足を押さえている看護師達が嬉しそうに「こんなに大きいのが取れた!」
と、患部から出てきた白い、3センチほどの脂肪みたいなものを見せてくれた。
そして3回目のころには腫れが無くなり、痛みも和らいだ。
ただ、患部に大きな穴が開いていた。
3回目に塗り薬を貰う。それを患部に塗れという意味らしい。
4回目に、同じように朝6時50分にクリニックに行く。
どうも医者が来ていないみたいだ。 1時間待ってようやく登場。
寝坊か何かで大幅に遅れたみたいだった。
そこから順番に診察が始まったが、どう考えても、仕事の時間に間に合わなくなる。
しょうがないので、受付の看護師の女性につたないミャンマー語で
「今日は時間が無いので、もう帰ります。」
と伝えたら、素晴らしい笑顔で外まで送ってくれた。
次の問診の約束もない。患部の腫れもひき、状態も良いのでもう行くことは無いと思う。
日本に帰ったときに、もう一回傷口を見てもらうことにする。
☆ミャンマークリニック体験のまとめ
消毒もしっかりしてくれて、腫れもひき、器具もしっかり消毒されていた。
看護師達も、医者もかなり親切で、忙しい中、熱心に治療してくれた。
ただ色々調べてみたが、普通は麻酔をする作業を麻酔なしで、足を押さえられながら
施術されていたみたいだ。
痛みに鈍い自分でも飛び上がるほど痛いので、あまりお勧めできない。
あと、まったくの英語環境ではないため、ミャンマー語が分からない人には何をされるか
分からない恐怖があると思う。
また、薬の知識がある方は、写真から薬局がきちんとした薬を出していたか
お調べになったほうが良いと思う。
※これはヤンゴンにある一つのクリニックでの体験なので全部がこういった経験になるとは限りません。